読書会へ

読書会の本 ブログ

初めて読書会に参加してきました。本が好きで読書会に憧れがあったものの、これまでなかなかきっかけをつかめずにいました。今回はSNSで知った「本のとまり木」さんの読書会へ。会場はレアールつくの商店街にある「本とアートの実験室ラムリア」でした。

集まったのは主催者含め5人。淹れたてのハンドドリップのコーヒーを飲みながら、それぞれが推しの本を紹介するという流れでした。読書会に慣れている参加者の方からお話をはじめていただきました。(なんと、その人は別の読書会を主宰しているのだとか!)紹介された本は私が知らなかった著者のもので、著者の紹介、ストーリーや感じたことなどとても上手にお話しされて、読んでみたいという気持ちが高まりました。

続いて私の番。私は20年以上前に読んだ川上弘美さんの『センセイの鞄』を持参しました。最近読んだ本でもよかったのですが、やはりここは自分の大好きな本を持っていこうと。あまり上手にお話しできませんでしたが、気に入っている点や印象に残っているシーンについて話しました。読んだことがある人もない人もとても熱心に聞いてくださって、ほっとするとともに、感じたことを共有できた満足感もありました。

映画やスポーツ観戦と違って、読書は基本的には一人で行うものですよね。たまに同じ本を読んだ人の感想が知りたくて、ネット上のレビューを読むこともありますが、それは一方通行のもののように感じます。読書会という集いを通せば、同時に読んでいなくても共感を体験できるのが面白く、不思議でした。本を通して出てきた言葉には、「憲法」「恋心」「(母が作ってくれた)トンカツやハンバーグ」などがあり、話はどんどん膨らみ、本が変われば話題も変わっていきました。

勇気を出して参加してみてよかった。温かな雰囲気の中、あっという間の1時間半でした。

この記事を書いた人
神山 朋香

よろこびむすび主宰。公務員として消費者教育や労働福祉の普及事業等に従事した後、農業ウェブメディアのライターに転身。現在はコンサルティング会社で仕事をしている。2005年と2008年に出産。仕事をしながら子育てをする人を応援したい気持ちから、2019年に保育士、2023年に国家資格キャリアコンサルタントの資格取得。副業で保育園に勤務した経験有り。

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