小さなメガホンはどうでしょう

黄色い花 ブログ

高齢化社会とはずいぶん前から聞いていますが、この1年ぐらいで急速にその実感が高まってきました。病院や銀行、スーパーなどで働く人たちが大変そうな場面に出くわすことが増えたのです。昨日もスーパーのレジで「レジ袋、必要ですか?5円になります」という店員さんの声がどんどん大きくなっていました。何回も同じことを言うけれど、高齢男性には聞き取れない。少しずつイライラしてきた店員さんの声を聞くのが忍びなくなった私は急いで支払機を離れたところ、お釣りの60円を取り忘れその店員さんの手を煩わせてしまいました…。スーパーではセルフレジで声をかける役割の人も大変そう。「〇番のレジが空きました!」と声をかけるのですが、レジの機械がそれぞれに音を発する騒がしさの中では、なかなかお客さんに聞こえないのです。

大きな病院の採血窓口も大変そうでした。「診察券を出してください。生年月日を教えてください。この番号が表示に出たら採血室にお入りください。それまでそちらでお待ちください」がなかなか伝わらない。一人に伝わらないために、長い列ができてしまいます。あちこちで機械音がなり、スタッフの人たちはみんなマスクをしています。耳の遠い高齢者には聞き取りづらいのかもしれません。「診察券」「生年月日」「採血」などサ行の音が多いこともあるのでしょうか。別の病院では、「お誕生日」「血を取ります」などの言い方をしていたので、言い方に工夫の余地もあるのかもしれませんね。(血を取りますと言われて私の母はぎょっとしていましたが)

この状況を変えるのに、小さなメガホンはどうだろうか、と私は考えています。首から下げられるような小さなメガホン、あるいは糸電話のようなもの。声を出すのも、繰り返すのも、少しでも楽にならないでしょうか。楽になった分が高齢者への優しい対応につながらないかなぁと思っているのです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人
神山 朋香

よろこびむすび主宰。公務員として消費者教育や労働福祉の普及事業等に従事した後、農業ウェブメディアのライターに転身。現在はコンサルティング会社で仕事をしている。2005年と2008年に出産。仕事をしながら子育てをする人を応援したい気持ちから、2019年に保育士、2023年に国家資格キャリアコンサルタントの資格取得。副業で保育園に勤務した経験有り。

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