はじめまして。「よろこびむすび」主宰の神山朋香と申します。
2023年5月5日(金)「よろこびむすび」をリリースする運びとなりました。これまで、ウェブメディアで仕事をしたことはありますが、自分でウェブサイトを立ち上げるのは初めてです。いろいろと不完全な部分があると思うのですが、とにかく始めてみないと始まらない、という気持ちで、今日一歩を踏み出すことといたしました。
最初にウェブサイトを作りたいと思ったのは、もう4~5年前のことです。そしてドメインを取得したのは2年ほど前のこと。自分でも行動力とスピード感のなさに愕然としますが、その間、資格取得や転職など目の前のことに追われてついつい後回しにしていました。転機が訪れたのは、昨年の秋。職場でお世話になっているデザイナーさんに一言「ウェブサイトを作りたいと思っている」と話したところ、すぐに、「いとみウェブ」の伊藤みほさんを紹介していただいたのでした。夢は公言した方が良いとは聞いていましたが、自分以外の人に一言話しただけで事態は大きく進展しました。
私は幼少のころより、本を読んだり、文章を書くことが好きでした。文章を書く仕事に憧れながらも、成長するにつれて、その実現は難しいのではという気持ちと、社会をよりよくすることに貢献したいと気持ちが生じ、大学卒業後は公務員となりました。公務員時代は、様々な仕事を経験しましたが、次第に人事異動によるキャリアの分断や激務による子育てへの支障などに悩まされるようになりました。 そのころ、私が密かに楽しみにしていたのは、東急電鉄が発行する「SALUS」というフリーペーパーに連載されていた、コピーライター岩崎俊一氏のエッセイです。日本大通り駅から横浜駅までのわずか6分間にそのエッセイを読むだけで、気持ちを動かされ、もっと心をやわらかくして、自分の人生に真剣に向き合いたいという気持ちになりました。
文章には、人を動かし、時に癒す力もあるのだと思っています。「よろこびむすび」がどんなウェブサイトになっていくのか、私にもまだわからない部分もありますが、いつ訪れても安心してお読みいただけるウェブサイトを目指したいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。